最近夜景色がやたらクリアーでソリッドに感じて、はじめは空気が澄んでるんだなあくらいで、そのうちなんだか体の調子でもおかしいのだろうかくらい考えてやっと気がついた
多分街灯や駅の照明がLEDにかわってる。
アクアリウムでメタハラ使うと水面の波が影になるとか、光の性質の話聞いたことがあったけどそんなところなんだろうか
なんだか新しい住宅地の道路とかCGみたいに見える
そういえば、勤め先の教室、LED照明になっていたと思う。カメラ使うとき、周波数?かなにかで、シャッタースピード(動画だったかも)によって露出かなにかがおかしくなったりして不便があり気になったのだけれど、演色性などはもちろんなのだろうけど、先のような見え方の違いは絵画なんかだとけっこう影響することなのかもしれない。作るところと、展示するところが同じなら問題ないのだろうか
とはいえ少なくとも空間は変わる。景色が違って見えるくらいなわけだから
バッラのガス灯も、陰翳礼讃でもなんでも、こちらが思ってる以上の違いだったのかもしれないと思いを巡らせてみた
もしかしたら、パラダイムとかエピステーメーとか(間違えてるかも)そういうのと同じような世界の見え方の変化があったのかもなぁとか考えてみる。それは夜や室内だけのことなのだろうけど
学生のとき、古美研で確かそのときのせんせーに、仏像は当時まだ金ピカで、周りに派手な看板やらサインやらもなかったわけだから今と全く違う価値を見られていたというようなことを言われたのを思い出した。そういえば、フーコー云々言ってたのもその先生か
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以前展示ご一緒した作家が照明のこと研究されてたと思うので後でウェブサイト覗いてみよう