〈良く知らない言葉でスケッチ〉
昨日のペナントレースは盛り上がったなぁ
ええ、四回裏のクリーンナップは刺激的でした、5打席連続からの三者満塁でしたからねぇ、150キロのナックルでしたよ!やっぱりドラフトでオーナーの指名受けるというのは伊達ではありませんよねぇ、対する辻の肩も化け物でしたけどねぇ
ホントだなぁやっぱり本物だったわけだろうなぁ、まぁあのドラフトは異常だったけどな、言ってみたら選択肢に松井松坂ベーブルースが揃ってるようなもんだからなぁ、名球会の見本市だろう、歴史に残る晩餐会だ、サドンデスだぞ
ええ、あの御三家を取り逃がしたオーナーは悔し涙を飲んだところでしょうねぇ、オーナーがクジと軟球を地面に叩きつけてましたからね、あぁ、それにあの後野盗に襲われたくらいですからねぇ、運は責めても仕方ないと思いますが
まぁ、運とはいえ運営へのロビー活動やらなにやらきな臭い動きというのはあるとはいうけどなぁ、まぁそういうことは気にせず楽しむのがスポーツというものだがな、まぁ経営母体の力の差は感じてしまうよな、とはいえ、あのシーンは印象的だったよなぁ、襲われたあとの包帯会見と合わせてな、昨日の山川投手は当然凄いわけだけど、しかしあのハズレクジ呼ばわりが今の辻になったわけだから世の中わからんよ、ハズレくじと罵られながら宮崎キャンプで山下ピッチングコーチに徹底的にしごかれたんだろう、君の入社のときを思い出したぞ、はっはっは
課長!勘弁して下さいよー、そりゃあ私はドラフト指名されるような器ではありませんよー、でも今の私があるのはは鬼のピッチングコーチのご指導を直接いただけた過去があるからで、、それに辻投手も悔しかったんだと思いますよ、叩きつけられた雑草、いや、、軟球は跳ね上がりますからね。
ふふ、そうだな、きみがこうなることはわかっていたけどな。あのときの目を見ればわかるものさ、私の若いころを思い出す。まぁ、君も名球会にあと少しといったところかな、、
課長!そ、それは
ふっふっふ、私は君が何時も練習を怠らないのを見ているよ。組織にはホームランだけではなく、送りバントが必要なんです!まだスーツも着こなせない君が新橋の飲み屋でそう言ったのを覚えているよ。送りバントの名手として名球会に名を馳せたらいいじゃないか!
課長…