20181116

いろいろものを買ってはいるが、気がついてみると実は物欲があまりない。概ね必要なもの、パソコン、カメラでもなんでもいいのだが、そういったものはある程度事足りていて、むしろものやらデータやらが増えて管理しきれていない負担の方が欲望のなかで勝るようになっている。ミニマリストという価値観をメディアで見かけるようになったタイミングと一致しているような気がする。なんでかはわからないが先日出てたコンデジなんかの価値観にもつながることなのかもしれない(とかいって欲しくないというわけじゃないんだけど)

増やすことが億劫になっていろいろなものを削って合理的に動けるように周辺を整えていくと、快適で見通しは効くし計画などもとても立てやすい。エネルギーにも無駄がない。

しかし何故か周囲の風景の変化が無くなっていく気がしたのだった。そして、座っていてもおすすめされるモノやら情報も適切だから予想外の発見はない。

なんだか資本主義ってこれで成り立つのだろうか?とかふいに考えてしまった。

いや、そんな大きなことは置いておいて、そもそも生活楽しくないんじゃないか、ということ。実際、しばらく楽しいという感覚が持てていない。たまたまダウンし続けているということでそのような考えを持ってしまっているのかもしれないが、良くない。ものやら風景に胃もたれしている

そして、そのような価値観と関わっているのかどうかわからないが無関係なわけではなさそうな気がしていている事柄がある。ルーチン的に画像を撮っていてふと思ったのだが、世界にフレーミングするというのはとんでもなく暴力的なことなんじゃないか?ということ。そして、そういう景色ばかり見るようになっているけれど、そもそもの風景に枠はないのだ