随筆

デカダンな気分に浸ろうと、(だらけたかったので)

布団を敷きっぱなしにして少し年末を過ごす。ちょい前に万年床で軽めにやらかしてる(と思う)ので良くないことと思いつつも、直ぐに布団に入れるのはこの上ない条件だということを私は覚えてしまっているわけで、まぁ年末ちょっとくらいならいいよなと温もりのある惰眠を数日間貪ったのである。

さて、新年も開けたわけで、新年早々くらいはデカダンは控えようと布団をちゃんと畳んだのである。(何時もはやってます、また布団を上げたいところではあるのだけど、ちょっと今の状況では難しい。)

改めて気が付いてしまったのだが、布団を畳むと、あぁなんかかったるいなぁ、ちょっと横になるか  と布団に入ることが億劫になるのである。というのは布団に入るため布団を敷くのが億劫なのだ。布団に入るのが億劫になる分、普段億劫な雑事をそれの代わりにやろうとなる。あぁなんて生産的で建設的な行為なのだ、と正月早々発見したのであった。

今年の滑り出しは上々といえる。

ということは社会学的に考えるとGDPが下がったことはこれが、布団に代わりベッドが普及したことが原因なのだ、昔ながらの日本人の生き方、布団を見直すべきではないのか!

なんて阿呆なことは言わない、

しかし、今時ベッドの時代で、布団敷いてる生活ってないよなぁ、、とは思ってしまう。少ないスペースを有効に使う、昔の日本人の知恵で云々とかいうのはなにかの本で読んだように思う、確かに場所は使えるけど押し入れは結局圧迫するじゃんかと、そんなことを考えてネットを見てたら畳めるベッドというのがあった。

これこそが生産的で建築的な寝床の止揚された姿

これしかない